現代の食生活は少子高齢化・ライフスタイルの変化に伴い、欲求が複雑に多様化し一つのアイテムでも細分化(料理用途)に応じた商品化が必然で、安心・安全・健康な職への要求は当たり前になってきております。安全・安心の商品トレーサビリティを販売に繋ぐ手法が急激に増えていますが、今や消費者の観点からすれば当然であるべきと考えます。そのうえで農産物マーケティングで重要なファクターは、単純ですが価値=消費者の満足度と流通全体の合理化だと思います。食の見直しが進む昨今、消費者は農産物の商品価値を見極めたいという需要が生まれ、高品質・便利性・安定供給への転換を求められています。
弊社の農産物マーケティングは、生産者と消費者をつなぐマーケティングを基本に、消費者のライフスタイルの変化・農産物の流通制度の変化・競争戦略(生産者の囲い込み)・温暖化に伴う栽培環境気象変化等々の大きなトレンドを分析しながら農産物個々商品の価値・優位性・差別化を明確にし、同じ野菜・果物でも「ここが違います」を消費者にご理解していただくことが一番重要で、選択購入へと導く商品化に力を入れていきます。